ロシアの美容院


本日行った美容院「Акварель」

営業時間: 10:00 - 21:00
電話番号: 8 (499) 245-00-05, 8 (499) 245-77-30
サイト: http://www.salonaqua.ru/
場所:




最初は、欧州人の友人やロシア人の友人で
床屋や美容院に行ったことある人に
どこに行ったのか、どんな感じだったのか聞いてみたんですが
あまり期待していた答えは返ってきませんでした。
詳しい場所を知らなかったり、
ロシア人カットしかしてくれそうになかったり…



大学寮内にも床屋はあるらしいのですが
そこは少し怖いです。
ロシア人男性のあの髪形は…私には似合わないでしょう。



まず、ネットで検索しました。
Парикмахерская Москвы, Салон Красоты,モスクワ 美容院…
ものすごい数が出てきました。
とりあえず、各美容院のサイトを見て
男性カットがある店舗に絞りました。


で、一件目に電話。



私:  「すみません、○○美容院ですか??」
店員: 「はい。そうですが」
私:  「(HPに書いてある)男性カッ♯@をお願いしたいのですが」
店員: 「…はぁ??」
私:  「いや、ですから男性カッ♯@をお願いしたいのですが…」
店員: 「…ないです。」
私:  「え、男性カットは受け付けてないんですが!?」
店員: 「はい。やってません」




プツッ
ツーツー



電話の後わかったのですが
私は、カットの単語「Стрижка」のスペルを間違えて
その間違えたまま話していました。
どーりで…。



電話予約は厳しいと判断。
こうなれば、直接体当たりするしかない…。



再度検索。
日本語で調べたときに出てきたサイト
http://www.ann.hi-ho.ne.jp/ogapyon/moscow.htm#biyouin
結構古いサイトのようですが

  • アジア人でも笑顔で「どうぞ」と受け入れてくれる
  • ちゃんと注文通りの髪型にしてくれる

というフレーズに目をひかれ
この情報をもとに探しました。



ええ、地下鉄Парк Культуры*1駅近くの美容院を探し
サイトにあった「徒歩3分」の情報をもとに
徒歩3分圏内の美容院をすべて探し出し
全部地図に書き込みました。




で、覚悟を決めていざ出陣



どこから行こうか迷っていた時に
一番探しやすかった店舗から行ってみることに




それが、本日いった美容院「Акварель」
Парк Культуры駅近くの
小規模のショッピングセンターの
南端にありました。
店舗自体は地下にあるようです。



ショッピングセンターの外観



近くにはSUBWAYの屋台もありました



で、店内に突撃


私:  「あの…男性カットをお願いしたいのですが…」
店員: 「んー、じゃぁ、1時間後に来てくれるかしら??」
私:  「あ、はい!!」


電話予約なしで行けました。


待ち時間の1時間は、美容院横にあった
ショッピングセンターで暇つぶし。
ショッピングセンター内には、先日米人の友人が教えてくれた
Азбука Вкусаがありました。
中に入ると…驚き。
日本食材店「Джапро」にも置いてある品もありましたが
ここで初めて目にした品もありました。

  • ネピアの「日本品質」を謡う4ロール1200円の最高級トレペ
  • ひと箱1200円の「部屋干しトップ
  • たしかにこれは欲しいかも「無香空間」
  • 需要があるのかわからないサガミの0.02ミリ
  • ヱビスビール黄・緑・黒3色
  • 日本の地ビール(でもどこのか知らない…)
  • 北米で販売されている札幌ビールの缶(カナダの工場で作ってるやつ)

それ以外にも
食品がどれも安全そうで、おいしそうだったり
調味料やその他食材も豊富でした。



待ち時間が終わり
髪を切ってもらうことに。



どうせ私には髪型の説明は無理…
ということで、
デジカメに予め好みの髪型の写真を入れておいて
それを見せて「こんな感じにしてください」
と頼みました。



40分間の散髪中
髪を洗ってくれたり、
すきバサミを使ってくれたり、
結構よかったです。



でも、ほぼ無言でした orz
途中、「ここ、もうちょっと短くしてください」とか
「いや、そんなバッツンとかにしなくていいっす」とか
そういう会話はあったんですが…。


「何か話そうか…でも、日本の床屋で話してたような内容は今の語学力じゃ無理…」
「そういえば、床屋ではいつも話振ってもらってたっけ…」
「客層とかロシアの美容院事情とか聞きたいけど、話しに夢中になって失敗されてもなぁ…」



いろいろ葛藤しているうちに
散髪が終わってしまいました…。


結果ですが
注文通り!!とまでは言いませんが
とりあえず(アジア人的にも)無難な髪形にしてくれました。
帰宅後、寮の友人から

「え、ちゃんと散発されてんじゃん!!」
「え、フツーにできてんじゃん。失敗劇を楽しみにしてたのに。マジツマンネー。」

とのお言葉をいただいたくらいですから。


店員さんも、悪くなかったです。
「良い」なんてことはロシアでは諦めていますが
とりあえず、アジア人男性でも嫌な顔しなかったことと
注文を真摯に(でも真顔の怖い顔で)聞いてくれたことと
受付のお姉えさんも比較的にこやかに対応してくれたこと
を考えると、ロシアの中では接客レベルすごい方なんじゃ…


と、まぁこんな感じです。

*1:1号線(赤色)と5号線(環状線)が交差する駅