おばあちゃんの接客
本日
теремогに行ったときのこと。
レジに並ぶ前に
カウンターより少し離れたところに立って
何にしようかなーと考えていました。
1分か2分くらい。
カウンターにはお客がおらず
おばあちゃんは、もう一人のおばあちゃんと
楽しそうにぺちゃくちゃお話。
どこかのどかに見えたのは
たぶんおばあちゃんマジックです。
で、メニューを決め
レジに並んだ私。
おばあちゃんの一言目の言葉
ふわぁぁぁあ
まぁ。大きなお口♪
目の前で堂々とアクビされました。
再度私を見つめるおばあちゃん
おばあちゃんのアクビを見てしまった私。
漂う沈黙…
とりあえず
二人とも笑いました。
なんかもう、おかしくて。
「今日は新しいクワスがオススメなんだけど、どうだい??」
「飲みモンは何にするかい??モルスとかどうだい??」
なんでしょう。
あの注文の瞬間だけ、私は
小さい頃によく行っていた
駄菓子屋に帰ったような気分になりました。
モルスかぁ…ペプシが飲みたいのだが…
でも、おばあちゃんが「おいしいよー」って言うしなあ。
何より、この張り詰めてない接客態度
すごくいい…w
なぜか嬉しかったので
こちらも笑顔で返すと
おばあちゃんも笑顔で返してくれました。
ロシア、大好きだーーーーーっ!!
まぁ、もし私が店員で
アクビなんてしたら
絶対お客さんは
笑って過ごしてはくれませんでしょうけど…( ;-v-)
接客に関しては先日
こんなのを読んだばかりでした。
「友情誤認」の接客術
http://www.nikkei.com/biz/product/article/g=96958A9C93819499E3EAE2E0858DE3EBE2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E3E0E2E0E0E2E3E2E6E0E7E0
「友情誤認」というよりは
- 買うかどうかの判断は自分でさせろ。
- 貴様の指図は受けん。
- こちらが欲しい情報だけよこせ。
- んでもって、私にだけ特別安くしろ
といった
売り場に居合わせる生体コンピューター
(自分にヒイキしてくれる)
というの需要を満たしているような感じがするのですが…。
まぁ、あくまで「感じ」、印象ですが。
「客にぶっきらぼうな態度を取る」
ということさえ覗けば
ロシアの接客ってこれに近いんじゃないのでしょうか。
向こうから押し付けがましく寄ってくることはないですし
(モルスどうだい??と言ってきたりもしますけど)
聞けば知りたい情報だけ教えてくれますし
(ムダに話すのを店員さんの方がメンドくさがり/嫌がりますし)
こちらから親しげに話しかければ
向こうもいろいろ親切にしてくれますし…
(again, モルスどうだい??と言ってきたりもしますけど。)
マニュアル無き接客バンザーイ♪