もう半分


この間、寮の友人と話していたとき


「信じられる!?もう留学生活半分近く終わったんだよ!!」


信じられません。
正確に言えば、信じたくありません。


あともう半分で
日本に残した彼女に会えると考えれば
それは嬉しいのですが
半分も過ぎた時点で
この程度の語学力。
しかも、だいぶなまってきた…。


そんな時に
ゾマホン・イドゥス・ルフィンさんの記事を見ました。
10年くらい前に
「ここが変だよ日本人」という番組で
一際異彩を放っていた
ベナン出身の方。


彼、
ストイックに生活しているだけでなく
母国の発展のために文字通り全身全霊を尽くして
事実、日本とベナン共和国の国交を樹立に貢献したり
ベナン共和国での教育水準の向上に貢献したり
ものすごい方でした。


彼ほどストイックに生きることは
残念ながらそれほどの覚悟はまだありません。
彼は大学入学後、10年近く学問に励んでいますが
そこまでする覚悟も、残念ながらまだありません。


でも、彼の考えで

  • 「日本人は、欧米しか知らない。世界を知ろうという気持ちが全く無い」
  • 「仕事に貴賎は無い」
  • 「他国に留学中にぜいたくをするなんていうのは、甘い考えである。人生はそんなに甘くはない。もっと勉強するべきである。」

というのは、強く心を打たれました。


同時に
私が将来やりたいな…と思っていたことは
方向性として間違っていない
ということも確信を得ることができました。


尻に火が付き
休みボケで重たくなっていた腰が
ガッと跳びあがりました。


前にもブログで
ロシア語の勉強に専念する
ロシアについてもっと知ろうとする
というのは散々自分にハッパをかけていたので
よくあることなのですが
こう、なんでしょう。
定期的にこうやって自分を動機づけするのは
大切だなぁと思いました。


善は急げ。
ということでまず
iPodに入れたプーシキンの詩の朗読を
流しっぱなしにして就寝しました。
睡眠学習の効果は現れるのか…!?