日ロ学生交流会


この日。
うどん屋さんの会で知り合った
リャザン国立大学で日本語の教鞭をとられている方から
日ロ学生交流会のお誘いを頂きました。
ロシア語でディスカッションにディベート
ハードル高ぇな…( ;-v-)


とはいえ
こういうのは怖気づいたら負けだと思っていたので
行きました。


会の内容

  • 始めはディスカッション。
    • ロシア人は日本語で話して、日本人はロシア語で話して…
    • え、ロシア人の方々、日本語使ってくれないっ!?
    • ディスカッションのお題「文化のグローバル化は、良い影響を齎す」に「反対」の立場で議論せよ。
    • え、何、この会の存在自体を否定するような議題。無理にもほどがある…( ;-v-)
    • 日本語ですらどう言っていいかわからないディスカッション。
    • globalizationとglocalizatioinが頭に浮かんだので言ってみる
    • ロシア語で上手く説明できず。違うんだ、外から文化がくると、排他的な愛国心が形成されてしまうって言いたかったんだ…。
    • でも、「排他的」ってロシア語でなんていうんだろう…。
    • ディスカッション終了。我がチームの負け。そりゃそうだ…。
  • ミニゲーム
    • ○×クイズ
    • 日本が初めてオリンピックに参加したのは1912年である。○
    • 世界で一番北に位置する人口100万都市は、ムルマンスクである。×→サンクトペテルブルク
    • 結構、わからない問題が多かったです…。
    • クイズ研究会、こういうときに「面白そうだよなあ」と思ったりします。
  • ディベート
    • 「日本人の方: ロシアに来る前のイメージ、来てからどうイメージが変わったか、それがお互いを理解するのに役に立ったか。ロシア人の方: 反対の質問」
    • ロシア人からの質問「ステレオタイプなロシア人ってどんなのですか」
    • ごめん。共産主義とかシャープカとかそういうのしかなかった。
    • でも、意外とみんな明るいってことがわかった。
    • 程度のありがちなことしかロシア語では言えなかった。
    • そもそも、ロシアにイメージもへったくれも抱いてなかったからなあ…( ;-v-)
    • それに、ロシアは案外欧米と変わんないとも思ったし。
    • 精神力のタフさは日本に輸入したい!!は、またちょっと違うし…。
  • ミニゲーム2
    • お題が出たら、その答えを紙に書きましょう。みんなと答えを合わせる方が良かったり、みんなと違う答えを書いた方が良かったり、それは問題によって違います。
    • 問1「ロシアの人気男性歌手」→知らない
    • 問2「日本の政治家」→コイズミ(ムダヅモ無きお方)と書きました
    • 問3「ロシアの都市の名前」→ウラン・ウデ(友人の故郷)
    • 問4「ロシアアニメの主人公」→チェブラーシュカ
    • 問5「アニメの名前」→さよなら絶望先生(なんとなし)
    • 問6「ロシア文学の作家の名前」→ボリス・アクーニン
  • みんなでカチューシャを歌う
  • 閉会
  • 茶でも飲みながら歓談。


いやー。
ロシアの人気男性歌手の名前は
全く思いつかなかったのに
アニメのタイトルは
五万と思いついて
逆に選べませんでした…
人とかぶらないアニメのタイトル…
この間、本屋で翻訳版を見かけた
狼と香辛料」と書いても良かったのですが
それはさすがに…。
ということで
なんとなく絶望先生を…
あ、「ひぐらしのなく頃に」とか書いておけばよかったかな…。
いっそこち亀をフルーネームでも…。



ではなく。



貴重な体験でした。
今日、この会で得たことは二つ

  • 私の語学力は、公式の場で議論をするにはまだまだ
  • ロシア人は、天皇を政治家とみなすらしい。

一つ目は
そのままです。
マンツーマンで会話する分には問題ないのですが
公式の場で複数の人とディスカッションするには
ロシア語はまだまだでした。
相手の言ってることで把握できたのは50%くらいでしたし
こちらも言いたいことがなかなか訳せない
or ロシア語脳で考えると、語彙の少なさからどうしても稚拙な考えになってしまう
なので、
己の非力さを痛感しました…
授業の会話の授業なら
言いたいことが頭の中でハッキリしている分
まだラクなのですが…。


だいたい
英語でのディスカッションだって
ラクじゃないのに…。
ロシア語で、苦労しないはずがなく…。
でも、楽しく、また
いい力比べになったと思います。
頑張ります。



二つ目
「日本の政治家を書いてください」

「あき人」
と書いた人がいました。
しかも複数。
字が違うのは、まあ仕方ないにしても
政治家ですよっ!?
「皇族には、参政権は無いんだよ。」
と言っても
「でも、他国を公式訪問したりなんだりで、結局政治してんじゃん」
「法律とかにも関わってくるんでしょ??」
(↑たぶん、ここはロシア人学生の間違いか私のヒアリングミス)
と。
だから政治家とみなすんだそうです。


天皇が政治の道具に使われそーだーっ!!
だのなんだとっていうニュースが
そういえば、この留学中の間に
日本で騒ぎになりましたっけ…。


海外からは
充分、政治家として見られているそうですよ。