日本に持ち込みたいもの


えーっとぉ
マンガとアニメの吹き替えでしょ、
本でしょ、DVDでしょ
キャビアでしょ、マトリョーシカでしょ、
крошка кортошкаでしょ、теремогでしょ…




ではなく。



ロシアのモノで
日本にぜひ導入して欲しいと思ったものは
二つ。



「精神的タフさ」「何でもウェルカムさ」



精神的タフさ
は、以前日記に書いた
こんな感じの
逆境にヘコタレない。
生きてりゃいいことある。
一怒一憂したりしない。
これは、少しルールにガチガチな
日本にぜひもって帰れたら…と。



もう一つの
何でもウェルカムさ。



一昨日会ったロシア人の友人に
オススメのコメディは??と聞いたら
アメリカン・パイと答えました。
おい…。


ちなみに、その友人二人は
大のアニメ・J-POP好き。
たぶん、私より詳しい…。



普段食べるものは
ロシア料理やウクライナ料理
周辺の中央アジア諸国の料理だけでなく
米伊日仏韓中も食べます。
普段聞く音楽は
ほとんどアメリカの音楽だし
自国の文学は
フランス語とドイツ語の影響をものすごく受けている。
クリスマスはロシア正教の01月07日
イースターもある。
でもって、干支もある。
マンガも日本のだけじゃなく
韓国、中国のだって読む。



なんでしょう
このなんでもウェルカムっぷりは。
まるで日本のようです。
もしかしたら
日本よりもいろいろ受け入れているのかもしれません。



この日水曜日の授業は
どちらの授業も先生が
ちょっと愛国心の高めな方が多いので
こうした文化が交錯する様子を悲観的に見ていましたが
私はロシアのこの点を
ものすごく気に入っています。
なんでも受け入れる。


製品に関して言えば
売ってるものが良ければ
それでいいじゃないか。
文化に関して言えば
それがとても良いものだったら
それでいいじゃないか。



彼らの胸の開きっぷりと
ものすごい吸収力は
日本でもあったらよかったのになあ…
とも思います。
私も見習わないと…。