モスクワの広告
この日、インタビューの後の二次会で
話題に上がった話。
なぜ、университет駅のエスカレーターは
Mediamarktの広告で制覇されているのだろう。
Mediamarkt。
ドイツの家電製品販売業者で
モスクワ市内にはいくつもの店舗を抱えています。
疑問に思ったのは
- なぜ、街の道に広告をあまり出さないのか
- なぜ店舗近く以外の地下鉄で広告を出さないのか
コンビニのように
需要の大半が突発的な欲求であれば
店の近くにだけ広告だせば良いのでしょうけど
家電って、いろいろ店を回って比較したりとか
家に居る時から、
○○にある△△の家電屋で××を買おう
といった具合に
事前に計画立てて買うものだから
あちこちに広告が散らばっていて
消費者に、常に念頭におかせておく方が
いいんじゃないかなあ…と思うのですが。
ソ連時代は、みな大金を持ち歩いてて
親戚・友人のスリーサイズや足のサイズまで覚えていて
いいものがあったら沢山買って
親戚・友人に分け合う。
というのをお互いやることで
いいものを手に入れていた。
なんてことを聞いたことがあります。
ソ連崩壊後、国は10年も安定せず
通貨はずっと不安定だったため
通貨ではなく価値ある具体的な何かに買えることは
ロシアではよくあること
なんてことも聞いたことがあります。
それが原因として関わっているのかな…??
と思い、翌日ロシア人の友人に聞いてみたら
こんな答えが返ってきました。
だって、広告見て、あ、行こうと思ったら
近くにあったほうがいいじゃん。
ロシアは衝動買いの国なのでしょうか。