レーニン図書館


Библиотека имен. Ленина
モスクワ大学から地下鉄で一本のところにあるこの駅には
駅名の通り、レーニン図書館があります。
現在ではその名称は
Россиская Государственная Библиотека
ロシア国立図書館と呼ばれています。


図書館利用カードの作り方


持っていくもの


作り方

  • 駅を降りてすぐの入口に向かって、右へ進み、別の入口へ向かう
  • 入口を入り、スモークガラス付き扉が並ぶ窓口が見えるとこに入れば正解
  • 記入台で、利用カード申請書(はがき大)を、記入台にある見本をみながら記入する
  • 申請書には、氏名やパスポート番号の他に、職業や自分の専門などを書く欄がある
  • 書き終わったら、入口の近くにある機械(小さいほう)に行く
  • 機械の画面の赤いボタンを押すと、整理番号券が出てくる
  • 窓口の上の電光掲示板に、自分の番号と窓口番号が出たら、その窓口へ向かう
  • 窓口で申請書を渡す
  • パスポートを見せる(справкаでも大丈夫でした)
  • 窓口にあるウェブカムで写真を撮られる
  • 7番窓口(レジ)で、発行手数料100ルーブル払う
  • おしまい


最初、右も左も言葉もわからぬまま
入口付近で途方に暮れていたら
細木○子(ロシア人版)風のガードの人
「何しに来たんだい??」
と詰め寄られました。
で、「カードガホシイ」と片言で言うと
割と懇切丁寧に教えてくれました。
顔は一切笑ってませんでしたが



窓口で一通り作業が終わり
レジへ向かうと
なにやらトラブル。
窓口のおばちゃんが、パソコン処理を間違えたとか
で、撮り直し。
でも、そのおばちゃんのミスで
窓口職員全員が和ませ笑っていたので
結構楽しく作れました。



ウェブカムで写真撮って
パソコンに情報記入して
ミスっても笑って楽しいテキトーな職場
で、1回100ルーブル
ボロい仕事だ…



しっかし、職員のミスがあったのに
利用者おいてけぼりで職員が内輪で楽しんでるなんて
日本だったら絶対ないだろうなぁ…。
まぁ、あそこまで堂々と
フランクに楽しそうに仕事してくれたら
ま撮り直しだろうとなんだろうと
別段気にならないし、むしろ楽しい…。



で、できあがったカードはこんな感じ







発行日から5年間も有効なんですね。
素晴らしい!!



カードもできたことだし
さて、中に入るかな…





…あれ??






レーニン図書館って
世界の中でも有数の規模を誇る蔵書量のハズなのに…







ほ・ん・は・ど・こ・っ!?







どうやら、何の本が欲しいかはっきり紙に書いて
それを受付で渡して、持ってきてもらうみたいです。
後で聞いた話では
日本の国立図書館も似たようなシステムだとか。
大学の図書館や市立図書館しか利用したことがなかったので
ちょっと驚き…。
そういえば、大学の図書館も
書庫の本は窓口申請だったっけ…。





しかし。
本棚にズラーーッと並んでる本を
適当に手にとって眺めて
「あ、これも面白そう」と
どんどん世界がリンクしていく
あの感じこそ図書館の醍醐味だと思うのに…。





どうやらロシア国立図書館
オンライン上でも書籍検索ができるようです。
http://www.rsl.ru/en
今度行くときは、あらかじめ何の本が欲しいか決めてから行くことにします。