ノヴォデヴィチ墓地


お食事の後は
近くのノヴォデヴィチ墓地を散策しました。
ロシアの著名人が眠る墓地。
入り口



入り口に入って、まず目に入ったのは…






ぼ、墓石販売っ!?



私の田舎では
石屋さんがありました。
墓地でさすがに墓石は売っていなかったなぁ…。


そういえば、東京って
どこで墓石売っているんだろう…
まぁ、あそこなら何でもありそうなのですが…
もしかして、ネット注文っ!?



お値段は

これは、墓石周辺の
敷地を囲う石の値段です。
126万円。
…日本と同じくらい??もしくは、安い??
そもそも相場がわからない…( ;-v-)



中央通路



ボリス・エリツィン初代ロシア大統領の墓石

派手です。
すぐ見つかりました。



墓地の様子1

結構みなさん
ここに祀られるほど著名な方々ばかりとあって
墓石、凝りまくってます。
ユニークなデザインの墓石がたくさん。
故人の顔を模した像や
ドラキュラの箱のような墓石
ゼルダの伝説に出てくる、
体当すると隠し通路が出てきそうな墓石など
なかなか様々です。



墓地の様子2

やはり手入れされていない墓地というのもあって
このように鬱蒼と茂ることもしばしば。



墓地の様子3

どなたかは存じ上げませんでした。
ただ、名前が
フェドローフスキー・フョードル・フョードロヴィチ
と「フョードル」が三回続いていたので。
となると、彼の父もフョードルだったわけなのですが
もしかして、彼のおじいさんは
孫がこうなるのを見越してわざと子どもに
苗字に似た名前を…


ちなみに、この
フェドローフスキー・フョードル・フョードロヴィチさん
ソ連時代に活躍された
ボリショイ劇場の芸術家なんだそうです。


墓地の様子4

ロシアの十字架
何本か線が多いコレ。
一本多かったり、日本多かったり。
お墓でもやはり、そうなんですね。



ウラジーミル・マヤコフスキー墓石

彼の博物館に行ったとき
その博物館の奇抜なデザインさから
「墓石もきっと奇抜に違いない…」
と勝手に想像していたのですが
墓石は比較的シンプルでした。
ただ、名前の文字のフォントが
ソ連時代のプロパガンダ
よく使われていたようなフォントに見えました。


墓地の様子5

親戚一同(見た感じ、2世代ですが)
が同じ墓石の下で眠っているようでした。


同じ一族の人が
一つの墓石の下で眠っているのは
コレの他にもちらほら見かけました。
ロシアでは、結構あるのかなぁ。
土地一杯あるのに…。
墓石の新しさからすると
どうやら、メンバーが一人増えるごとに
墓石を新しくしているみたいでした。



ニキータ・フルシチョフ墓石

うーん…。
これ、夜中見たら怖いなぁ…。
と思ったら、理由があるようです。



ミハイル・ブルガーコフ墓石

お墓全体が花壇のよう。
こういうデザインもあるんですね。
自身が花となって再度地球に現れる…
とか、そういう感じなのでしょうか。



今回、ノヴォデヴィチ墓地について調べていて
初めて知ったのですが
政府トップは代々
クレムリンに祀られるんですね。
レーニンだけかと思ってました…。



ノヴォデヴィチに祀られる人
クレムリンに祀られる人
何が違うのでしょう。
ちゃんと、確かめてみたいと思います。